罪悪感はどこからくるのか

罪悪感はどこからくるのか、って、

夕ご飯を作りながらふと頭に浮かびました。

〜すべき、〜でなければ、〜しないと！と

私の中の"思考"の人たちは、いつも頭の中で

あーでも、こーでもないとグルグル討論してます。

だから、心の声が、押しつぶされちゃって

少しずつ自分でも、自分の好きなもの、きらいなものが

分からなくなるんだけど。

いわゆる大人になる過程において

植え付けられる固定概念や劣等感とか

集団行動とか、失恋とかテストとか

失敗とか、失ったものとか

そういうことで身についた、生きていく上での

所作？的なものが、頭の中の思考の人たち。

頭の中の思考の人たちはいつも

〜しないと〜になっちゃうよ！

〜しないと〜って言ったじゃん！

などと、脅してくる。。。。

それで頭と心が離れていって

バラバラになり、極限に達すると

強制終了になります。

この半年どういう思考、〜すべきっていう固定概念を

自分は持ってるのかって、ノートに綴っています。

良い人でいなければいけない。

嘘はいけない。

避けてはいけない。

やらなくてはいけない。

間違ってはいけない。

ヒトを傷つけてはいけない。

物を大切にしなくてはいけない。

人に迷惑をかけてはいけない。

わがままはいけない。

困ってる人をほっておいてはいけない、助けなくてはいけない。

あげだすと、キリなくてびっくりしますが

頭に浮かぶ限り全部描いてると

本当にたくさんあって。

(HSP的な資質によって、そういうの深く考えすぎて

無意識に事細かに記憶していってしまってる気がする。HSPじゃなくとも、みんなそういうのあると思うけど。)

それを眺めて、そういう〜すべきが出てきたら

いったん、それは私の心の声じゃないなって

意識するようにしています。

強制終了後、うつ状態のときは

自分のしたいことが本当に分からなくなって

しまって、自分責めをどれだけしてるのかって

明らかにしてみた。明文化。

そして本当にそうなのかなって

必ずしもいけないのかな、って

なんでそう思うようになったんだろう、

そう思うような出来事があったんだっけな、

それとも親に言われて素直に刷り込まれたこと？

など、子供の頃からのことを思い出して

もう一度、〜すべきを見直しています。

できたら、

〜すべきじゃなくて

心の声で生きていきたいなって思っていて

自分のことをちゃんと嫌な部分も含めて

認めてあげたいと思えるようになってきた。

それでね、たまに罪悪感って感じる時

人間誰しもあるんじゃないかと思うんだけど

罪悪感はどこから来るのか、って思ったの。

心の声を聞いて、あーでもこーでもないと言ってくる

思考をいったんストップしたときに罪悪感が湧く。

例えば、でも〜したら悪いなーって。

それって思考が違う角度で、攻めてくるんだと気付いた。

思考の勢力？が弱まると

罪悪感を感じる、感じさせるようになるのかなって。

自分と向き合いだした最初のころは、

ネガティブな感情はいけない物だって思ってたし、

頭の中でグルグル話す思考が無くなればいいのにと

思ったけれども。

カウンセラーにもそれも私の一部なんだよねって

言ってくれて、改めて考えたら

思考の人たちを消そうとするのは、違うかなって思って考え直した。

私の思考は、私のことが好きで大切だから

傷つかないように、失敗しないように

がっかりさせないように

一生懸命考えてくれたんだって。

そしてそれで実際助かってきて、これまで生きてきた。

けれども、私はもうちょっと自由に自分の心の声を聞いて

それを行動していきたいなって思うので、

思考さん、もうちょっとだけ

私を信じて自由にさせてね、

思考さんを消すつもりはないよって

自分に言い聞かせるように

なってきて、

そうしたら、罪悪感が減った気がするんだよね

好きな時に好きな事をすることに

じわーっと感じていた罪悪感が

少し薄まった、気にならなくなったっていう感じです。

心の声を聞いて行動したとしても、失敗したり傷つくことがあっても

それはそれで大丈夫だって思考さんもわかってくれば

思考さんのトドメの言葉"ほらね、言ったでしょ"みたいに

言わなくなってくれるのではないかと思ってます。

今日の写真は、フレッシュな

トカゲを見かけたのでパチリ

爬虫類苦手なのですが

じっとこちらに向けて

ポーズとってくれているみたいだったから

思わず撮りました。

苦手だけど、可愛いなとも思ったよ。

そして空が今日も、きれいだったな。